アルコール依存症は病気の一種です。
身体を壊し、家族を失い、仕事や財産まで無くし、最後には命までも失う恐ろしい病気です。
まだ依存症になっていない方も、お酒の飲み方が変わってきたのを感じたら要注意です。
早めに対処しなければ確実に進行し、死に至る病気です。
飲酒のパターンはいくつかあり、1日に飲む量が少量であっても、1日に何回も飲むようになると病的飲酒パターンとなり「依存症」とみなされます。
酒量も上がり、常にお酒を摂取する「連続飲酒」はアルコール依存症の終末状態と言えます。
近年では女性の依存症患者が増え始めています。
女性がアルコール依存症になるきっかけは、失恋や夫婦間の葛藤、嫁姑問題、子育てなど心理的要因が多いとされています。
また、女性の場合は女性ホルモンがアルコールの分解作用を抑制するため、男性よりも短期的にアルコールの害を受けやすく治療後の経過も思わしくないようです。
ストレスは男女に関係なくほとんどの人が抱えている問題ですが、特に今後のストレス現代社会ではアルコールとの関係を切り離すことが難しくなってきているようです。
飲酒には大きく分けて4つのパターンがあります。
まずは「機会飲酒」です。
これは宴会や会合、会社での飲み会、友達同士の食事の時の飲酒など、飲む機会がある時だけ飲むことを言います。
次に「習慣性飲酒」です。
こちらは晩酌や寝酒など毎日の習慣としてお酒を飲むことを指しています。
この二つの飲酒パターンは正常域ですので、特に問題はありません。
その次のパターンの「少量分散飲酒」は週に2日以上一人で日常の合間に繰り返し飲酒することを言います。
そして最後に「持続深酪酊飲酒」があります。
このパターンになると、週に2日以上を一人で「飲む」「寝る」を繰り返すことをいいます。
「少量分散飲酒」と「持続深酪酊飲酒」は完全にアルコール依存症です。
少しだけ飲んでいても、それが1日に何度も繰り返されるようならばすでに依存していると言うことになります。
晩酌や寝酒なども趣味としてたしなむ程度ならばむしろ心理的健康にはいいと言えますが、酒量が増えていくようならそれもまた依存に近づいていることになります。
落ち込んだり悩んだりしている時に飲酒をするとそれだけで閉鎖的な精神状態になってしまう場合もあるので、大勢でも一人でも楽しく飲むのが良いお酒の楽しみ方でしょう。